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【ネパール】日本文化紹介と現地の人との交流(5日目)

昨日が雨だったので今日の空は少し澄んでいました。砂ぼこりもあまり舞っていなかったのでいつもよりキレイなヒマラヤの景色が見れました。

今日は小学校の子どもたちと交流できる最後の日でした。日本の文化を紹介する時間をもらい、味噌汁と緑茶を提供したり折り紙で一緒に遊んだりしました。味噌汁や緑茶はあまり好んでもらえず、渋い顔をされながらも多くの子が完食してくれました。言葉が伝わらなくても見よう見まねで折り紙を一緒に折って遊んでくれ、喜んでいる表情が見れたことはとても嬉しかったです。

これまでの学校での活動はボランティア作業がメインであったため子供たちとしっかりと関わる時間はなかったのですが、今日このように沢山交流時間が取れ子供たちの笑顔を沢山見ることができました(^^)

今回私たちはネパールの教育問題にも着目していたため小学校の先生方にいくつか質問させていただきました。そこでは学校までの道のりが困難なため通学できない子がいることや金銭面的な問題があることなど、その実態を聞くことができました。また、生徒たちが楽しく学習生活を送れるように先生方が教材を自作したり衛生面を考慮して学校に1人は保険室の先生のような看護師さんがいなければならないというような制度ができたことなど、学生たちにより良い教育環境が与えられるよう工夫がされつつあることを知りました。

最後学校を去るときには子供たちが駆け寄ってきてくれてとても離れ難かったです( ; ; )

言葉は通じなくても距離が縮められていたことが感じられ忘れられない思い出となりました。

午後はホテルから歩いて20分程のところにある村に行き、農業や家畜の世話などで生計を立てている人たちの暮らしを見てきました。私たちの滞在しているホテル周辺では見られなかった広大な畑が多くあり、異なった町の雰囲気を感じることができました。

そこからホテルへ帰る途中、少し休憩するために小さなお店に寄りました。そこでは地元のおじいちゃんやおばあちゃんたちと交流することができ、覚えたてのネパール語とGoogle翻訳などでたくさんお話ししました。うまく会話はできなくても笑顔で接してくれて現地の人の温かさと優しさを感じました。

ネパールへ来て5日目となり、みんな少しずつここでの生活にも慣れてきたため今日は人との交流に積極的になれた一日だったと感じました。

子供やお年寄りは英語が通じないことも多いため、本当に自分たちの覚えた少しのネパール語と身振りや手振りでの会話が多く、その伝わらないもどかしさがあるからこそ意味が伝わって会話が成立した時に嬉しさと楽しさが感じられました。

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