ついに2022年夏季南木曽本研修最終日の6日目です。まず活動期間中滞在させていただいた「結い庵」とお別れをしました。とても素敵な古民家の建物と周りの自然、とってもおいしいご飯、そしてオーナ夫婦と従業員の皆さんの温かい人柄のおかげで、活動期間中毎日良い思いで締めくくることができました。参加者全員口をそろえて「また泊りに行きたい!」と言うくらい素敵なお宿でした。
そして最終日の目玉は妻籠宿の隣の宿場町「馬籠宿」の観光でした。隣の宿場町だけど街並みの雰囲気が違って、それぞれの良さや違いを発見できてとても楽しかったです。馬籠宿では宮川先生の力説ガイド付きで馬籠宿の歴史や特徴について色々教えてくださりました。地域創生科目には馬籠を拠点に学ぶコースもあり、同じくブログを執筆しているので気になる方は馬籠チームのブログもチェックしてくださいね!
本研修最後の活動は2チームに分かれて活動をしました。1チーム目は地域おこし協力隊で活動しているお二人と南木曽町に移住をしてパン屋を経営している方にお話をお聞きしました。もうひとつのチームは後継者問題により継業に興味を持っている商売人の方にインタビューをしました。店主の方のお話を聞いて、何とか継業の問題を解決してほしい、 その手助けをしたいなと思い、これから作成するパンフレット作りへの気合が入りました。
この日のお昼はボリュームたっぷりのとんかつ定食をいただきました。このご飯も含め南木曽町で食べたご飯はどれもボリュームもたっぷりでとってもおいしかったです!
この一週間の南木曽現地研修の活動の中でインタビューさせていただいた町民の方々は皆さんとても優しく、私たちの質問にも真摯に答えていただき、人の温かさに触れることができました。また南木曽町としても妻籠宿や柿其渓谷をはじめ豊かな自然や古き良き街並みが残るとっても魅力的な町で、参加者の多くは南木曽町のファンになりました!
現在南木曽町には人口減少や事業の後継者不足をはじめ多くの問題がありますが、南木曽町がよりよい街になれるよう願っていますし、これからも南木曽町と関わり続けたいと思います。
執筆者:伊神春香