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【教員インタビュー】① 地域創生科目に込められた思いとは?

世界共生学科1期生のOGで、現在名古屋外国語大学大学院1年生の山本裕佳です!コラボの魅力を沢山伝えていきます!よろしくお願いします!

地域創生科目に込められた思いとは?

 

世界共生学科では、多文化共生社会の課題に対応する人材育成のために、国内外各地で実際に体験を積むことが望まれている。その場所は、国内だけではなく国外もあり、多地域にわたる。今回のインタビューでは、地域創生科目を担当する宮川公平先生に、地域創生科目の魅力や目的を聞いてみた。

 

Q1: 地域創生科目の目的は何ですか?

宮川: 地域社会が抱える課題を見ることによって、日本社会全体の課題を認識することが大きな目的です。それと、世界共生学科が“共生”という言葉が使われているように、地域が抱える多文化共生の課題についても学ぶことを目的としています。このプログラムは現地の人との交流が魅力の一つで、そうした交流を通して、日本や海外の地域あるいはローカルエリアの魅力を多くの学生に知ってもらいたいですね。

 

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Q2: 地域創生科目を通して学生たちにどのようなことを求めますか?

宮川: 大きく分けて3つありますが、

① 現状を分析する力

② 情報収集の力

③ コミュニケーション力

この三つを主に向上してもらいたいですね。プログラムを通して、これら3つの能力を身に付けることもでき、さらに成長できると思います。できれば、プログラム終了後に自分が興味のある地域でもどこでもいいからほかの地域において、自分一人で地域の課題に取り組むような研究を進めていけるようになると嬉しいですね。

Q3: 今までどのような地域で活動してきましたか?

宮川: ありがたいことにたくさんのつながりを通して多くの地域で活動することが出来ました。長野県南木曾町・岐阜県中津川市・名古屋市・北海道白老町・兵庫県神戸市・フィリピン・ベトナム・ハワイなど、国内外とも様々な魅力を持つ地域でこれまで活動を展開しました。

この春休みには、地域創生科目としては初の、全面オンラインを前提とした異文化理解体験プログラム「Jump in 週末留学」というプログラムを実施しました。

Q4: 地域創生科目のテーマを教えてください!

宮川: 行く地域によってもテーマは少しずつ変わってきますが、基本的には、地域おこし・訪日外国人・ツーリズム・多文化共生・少数民族・異文化理解などがテーマとなっています。

 

Q5: プログラムの地域を決める基準はあるのですか?

宮川: 基準というほどでもないですが、一番大きいのは各地域を担当する先生方個々の人脈やネットワークですね。
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Q6: 参加する学生たちはどのようなことに関心を持っているのですか?

宮川: まず、先ほども言ったようなテーマ自体に関心を持ってくれています。あとは、地域それぞれの魅力として、食文化や体験に大きな関心を持ち、楽しんでくれています。地域の皆さんとの交流も楽しんでくれていました。

地域創生科目は、事前研修・実地研修・事後研修の3部構成になっています。事前研修では、そもそも地域創生とは何か、そしてフィールドワークの方法を学びます。実地研修でいよいよ現地に赴き、地域の方々と交流や、おいしいものを食べたり、フィールドワークをすることが出来ます。そして、事後研修で、実地研修で学んだことや調査の成果として報告会を開催したり、合同祭にてパネル展示をします。

地域創生科目で築く地域の方との交流はプログラム終了後も続き、先輩や後輩とのタテの繋がりもできます。

興味のある地域で、今まで知らなかった魅力が発見できるかもしれませんね!

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